ジャズ活動スタートから今年で20周年になります。
あるきっかけでジャズに出会ったことが私を救ってくれました。
ジャズで気づかせてもらったこと
クラシック音楽は素晴らしいけれど
こう吹かねばならない、という自分の中の呪縛から逃れることができず
そう吹けないことは、苦しいだけだったと今思い返します。
ジャズに転向して最初に一緒にセッションしてくれた方々は
「いいね!また一緒に演奏しようよ」と。駆け出しのわたしはジャズの言葉もわからずがむしゃらに吹いていたけれど
そんな私にもOKをくれました。
そこで私は自分が演奏することを久々に「楽しい!」と思えたのでした。
受け入れられるってこんなに自分を肯定できるのか、と。
だから、私はレッスンするにしても、演奏するにしても
「ダメ出し」を探すのではなく、
「いいね!」を見つけて伝える人になろう
そんな風に変化していったと思います。
20周年の記念にアルバムを作成するぞ!と決めた
2019年に『ピクチャレスク』
2枚のアルバムをリリースしました。どちらも発売時にAmazon CD売り上げランキングで1位を頂くという、皆様からありがたい応援をいただきました。
今回、20周年をきっかけに、もう1枚アルバムを作成しよう!と思いました。いつの間にかたくさん曲も書きあがり、ほとんどオリジナル曲ばかりでアルバムが制作できそうなくらいになりました。これが20年かあ!!
メンバーはコロナ禍もともに演奏し、支えてくださった谷川賢作さんPianoと小美濃悠太さんBassとのトリオを軸に、ゲストミュージシャンとしてギターの細田好弘さん、チェロの山本純さんをお迎えします。
録音は鬼才エンジニア松下真也さんにお願いしました。ずっと憧れていたエンジニアさんです。
このアルバムは
これまで関わってくださった方々への感謝と、これからで出会うかもしれない方とつながるようなタイトルを考えています。
5月9日、10日で高崎TAGO Studio で録音してきます!詳しくはどんどんUPしていきますので、お楽しみに!
名雪祥代トリオスプリングツアー2024の様子より@アートスペース無何有の郷でのライブ演奏ダイジェスト