■2021年9月15日

「Bebop Kanji At Julian AGAIN vol.2」ーKanji Ohta Quintet

BEBOP-KANJIが全国のビバップファン/ハードバップファンに贈る、バップの玉手箱!注目の新星トランペッター菊田邦裕デビュー!
2020年、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で中止を余儀なくされた太田寛二クァルテットのライヴツアーに替わるものとして企画されたのが本アルバムである。当初はクァルテットとトリオの演奏を半々に収録する予定であったが、トランペットの菊田邦裕が加わったクィンテットでの演奏となり、更には予定の録音終了後のアフターアワーズセッションで録音された演奏を加えてピアノトリオとクィンテットの演奏に分け、Vol.1とVol.2の2枚のアルバム同時発売と云う運びとなった。
Vol.1のピアノトリオはスタンダードナンバーが主体でビバップナンバーが数曲、Vol.2のクィンテットはビバップナンバーが主体の構成となっている。何れのアルバムもビバップ系ジャズ愛好者必聴盤である。

【Member】

太田寛二 Piano
名雪祥代 A.Sax
菊田邦裕 Trumpet
佐藤弘基 Bass
今村陽太郎 Drums

【Tracks】

1.Wail (B.Powell) 5:16
2.Everybody Wants To Be A Cat (A.Rinker) 5:40
3.Lady Bird (T.Dameron) 4:32
4.Donna Lee (C.Parker & M.Davis) 4:33
5.Embraceable You (G.Gershwin) 5:51
6.The Scene Is Clean (T.Dameron) 6:05
7.Love Will Keep Us Together (N.Sedaka) 4:21
8.Billie’s Bounce (C.Parker) 6:43

 

■2021年4月7日

「絵のない絵本」ー旅する音楽トリオ

【作品紹介】

湖にゆらめく月の光。
きりりとした冷たい空気と古い街並みが美しい、北欧の風景を紡ぐ「音の絵本」が生まれました。
空想と余白と、静かな余韻の残る一枚。

美しい北欧の街、コペンハーゲンからインスピレーションを受けて2018年に作曲された「絵のない絵本」。風景を音で奏でるピアニスト・大森聖子を中心に、音楽と共に旅を重ねる仲間で結成された「旅する音楽トリオ」により一編の組曲として収録されました。
レコーディングエンジニアには、音を生き物として捉え、空気感と共に残す「金田式バランス電流伝送DC録音システム」という究極の録音システムを使う五島昭彦氏を招き、ハクエイ・キム氏をはじめ数々の素晴らしいピアニストから厚い信頼を寄せられる調律師・辻秀夫氏により最大限に音色を引き出された尾山台Flussのピアノでの録音。
自然豊かな東北から音楽を生み出し、精力的にJazzを発信し続けるサックス奏者・名雪祥代と、力強く深い音色で広がりを表現するベーシスト・小美濃悠太とのアンサンブルにより彩りを増した絵のない絵本とその組曲たち。音と共に遠い世界へ想いをいざないます。

【Member】

大森 聖子(Piano)
名雪 祥代(Saxophone)
小美濃 悠太(Contrabass)

【Tracks】

1.Improvisation I
2.第十六夜 道化師 (Seiko Omori)
3.絵のない絵本 (Seiko Omori)
4.第二十八夜 白鳥 (Seiko Omori)
5.Green Sleeves (イングランド民謡 / arranged bySachiyo Nayuki)
6.Improvisation II

■2020年6月24日

Kanji Ohta Trio At Julian Featuring Sachiyo Nayuki

【作品紹介】

東北の片田舎にある新生レーベル、「ジュリアンレコード」の第一作。
ビバップの名曲とスタンダードナンバーが各四曲づつ。それにポップナンバーが一曲。

CDを装置に取り込んで聴いている。最近、この太田寛二のCDを取り込んでいたのだが、まだ聴いていなかった。
今日は、Tidal(タイダル)で新作のチェックをしていた。タイダルは、ノルウェー発のストリーミング会社でスポティファイと並ぶ勢力を誇る。日本ではまだサービス開始していない。昨年、アーティストからディスクユニオンが権利者である音源をタイダルにアップして欲しいという要求があった。そこで初めてその存在を知った。その後ヨーロッパ出張の際に現地で契約してきた。契約というか携帯電話でチョチョイと操作するだけだけど。
で、聴いていた。ボクはLinnの装置でタイダルを受けて聴いているんだけど、作品一枚全体聴けなくて、この装置に貯蔵されているさまざまな音源に飛んで行ったりする。ちゃんとやり方理解していないのだからしょうがない。
今、トミー・フラナガン聴いていたとして、いつの間にかエリック・ドルフィーが咆哮していたりする。そんな風にビバリー・ケニー、リッチー・カミューカ、ヘルゲ・リエンとかわるがわるかかる。
そして流れてきた曲がよくて仕事の手を休めて聴き入った。素朴、朴訥。懐かしいような、ジャズの原点に接しているような。「求めているジャズはこれなんだよ」、と言ってみたくなるような感じ。それは最近取り込んだ太田寛二の「コテージ・フォー・セール」だった。まさしくバド・パウエルの世界観。ジャズファンは、ドド・マーマローサの『ドドズ・バック』で聴き慣れ親しんでいるかもしれない。やはり太田寛二は不滅だと思った。
2003年頃、当時のスウィング・ジャーナル臨時増刊『ジャズ読本2003』で『イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ』の作品をレビューしていたようだ、資料調べたらそのようなことが書いてあった。それによると当時ボクは、今年の1枚としてお薦めしたい作品だ。確かにオーソドックスな手法は取り立てて珍しいものでなく、もう何十年も前から演奏されている普通のスタイルだ。しかし今年、この時期に聴くこのスタイルの新鮮なことよ。とあった。あれから15年以上経過しているけど気持ちは同じだと思った。
バップ系の渋い選曲でさらに太田寛二の良さを引き上げたような気がする。Linnの気まぐれ選曲に今日は感謝。
(山本隆)

【Menber】

Kanji Ohta: Piano
Sachiyo Nayuki: Alto Saxophone
Hiroki Sato: Bass
Yotaro Imamura: Drums

【Tracks】

1.Minor Misharp
2.Deep Purple
3.So Sorry Please
4.Webb City
5.A Cottage For Sale
6.The Way You Look Tonight
7.Remember
8.Moose The Mooche
9.Walk Right Back

 

■2019/9/4 Release

Picturesque-Sachiyo Nayuki

【作品紹介】
Amazon J-Jazz部門 第1位を獲得した1stAlbum「Comfort」から3年、待望のニューアルバム。東北から全国にジャズを発信し続ける女流サキソフォニスト名雪祥代の2nd Albumは全てレコーディングメンバーのオリジナル曲集。
「Picturesque~ピクチャレスク~」のタイトル通り、演奏者が互いの音と音との絡み合い響き合いの中で、1枚の絵を描くように楽曲を創り上げているのが、このアルバムの印象。曲ごとに、それぞれ違った景色や想いが浮かぶ多彩さを、是非味わってほしい。

伝説のジャズレーベルとして名高いTBM(スリー・ブラインド・マイス レコード)のサウンドエンジニア神成芳彦氏の録音&ミックスで、ほぼ同じ空間での一発撮り録音。リアルな音の粒や、奏者の息遣いも感じ取れる、そんなジャズの生々しさを体感して頂ける神成氏の録音技術もまた、この作品の聴きどころとなっている。
Jazzという枠に収まりきらない作品の世界観は、聴くものの想像力をかき立て、音楽という無限の世界への旅の扉をあけるだろう。

【Member】
Saxophone : 名雪 祥代(なゆき さちよ)Sachiyo Nayuki
Piano : 谷川 賢作(たにかわ けんさく)Kensaku Tanikawa
Contrabass : 小美濃 悠太(おみの ゆうた)Yuta Omino
Drums : 橋本 学(はしもと まなぶ)Manabu Hashimoto
Percussion : 齋藤 寛(さいとう ひろし)Hiroshi Saito

【Tracks】
1. 夏秋冬春(Manabu Hashimoto)
2. Hananoca (Sachiyo Nayuki)
3. Forro Rugosidade (Sachiyo Nayuki)
4. Snow Leopard’s Dream (Kensaku Tanikawa)
5. A Song After Dark (Kensaku Tanikawa)
6. A Nice Little Thing (Sachiyo Nayuki)
7. Deformation of Love (Sachiyo Nayuki)
8. Smoky Mist (Sachiyo Nayuki)
9. はるにれの詩 (Sachiyo Nayuki)
10. Que Bacana (Sachiyo Nayuki)
11. さくら咲く日に (Yuta Omino)

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「Picturesque]レビューページ

 

 

■2016/9/14 Release

Comfort – Sachiyo Nayuki

【作品紹介】
仙台を拠点に活動するジャズサックスプレイヤー名雪祥代。昭和音楽大学・大学院で学んだクラシックの技術に裏付けされた正確なテクニックをジャズでも生かし、その演奏は男性的な力強いサウンドと歌心溢れる女性らしい柔らかな表現の両方を併せ持つと定評がある。
今回録音の「Comfort」は3度の日本アカデミー賞受賞の作編曲家兼ピアニストの谷川賢作氏との出会いから生まれた。
他のレコーディングメンバーは、何度も共演を重ねる東北で活躍するミュージシャン仲間達。だからこそ醸し出すタイトル通り“心地良い”響きが包み込む。「クリアで透明感に溢れたサックスの音色が心に沁みわたる。そこが彼女の個性であり、魅力につながっている」~Jazz ジャーナリスト 小川隆夫(ライナーノーツより)

このせわしない世の中でホッとできる温かみのある作品、しかし決してEasyには聴き流せない内容の濃さは必聴!

【Member】
名雪 祥代 Sachiyo Nayuki(Alto and Soprano Saxophones)
谷川 賢作 Kensaku Tanikawa(Piano)
佐藤 弘基 Hiroki Sato(Wood Bass)
今村 陽太郎 Yotaro Imamura(Drums)
齋藤 寛 Hiroshi Saito(Percussion)

【Tracks】
1. When Lights Are Low(Benny Carter)
2. Today’s Blues(Sachiyo Nayuki)
3. How Long Has This Been Going On?(George Gershwin)
4. Dream of Konitz (Kensaku Tanikawa)
5. 煉瓦頌 (Kensaku Tanikawa)
6. All the Things You Are (Jerome Kern)
7. Nostalgie(Sachiyo Nayuki)
8. A Night in Tunisia (Dizzy Gillespie/Frank Paparelli)
9. Body and Soul (John Green)